吉野弘さんの代表作「祝婚歌」からはじまる詩集。
この童話屋さんから発行されているポケット詩集は美しいものが多く、その名のとおり小ぶりな
大きさもとても良いのです。
色々なかたちで出版されている
吉野弘さんの詩集。
詩集で大事なのは、フォント、行間、紙質、
紙の色、余白のとり方などが
詩を表す上で大事な要素だと感じます。
後半には、吉野弘さんの詩に胸打たれた
茨木のり子さんのことばも添えられています。
童話屋のポケット詩集、
編集・発行人、田中和雄さんの
詩集を作るにあたってのあとがきも
いつも素敵で、それもポケット詩集の魅力だと思います。
〜以下《童話屋本書紹介文》より抜粋〜
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『初々しいふたりと すこし疲れたふたりに』
「祝婚歌」「I was born」などで知られる詩人・吉野弘さんのアンソロジー。
他に、「夕焼け」「奈々子に」など代表作を網羅しました。
「これは、ぼくの民謡みたいなもの」とみずからコメントした詩「祝婚歌」は、
多くの人に暗誦され引用されて広まっています。
「現代詩がひとびとに記憶され、愛され、現実に使われるということは、
めったにあるものではない」と、茨木のり子さんにも絶賛された一篇です。
〜童話屋本書紹介文より抜粋