八木重吉さんの
多くを語らない、静かで少ない言葉はスッと胸に入ってきます。
その詩を井上ゆかりさんの淡い水彩の絵が詩と呼応するように添えられています。
田中和雄さんが綴るあとがきが印象的です。
~・・・聞けば井上さんは八木重吉の詩がなにより好きで、重吉さんの声を聞いては
絵を描きつづけてきたそうです。ー略ー
いい絵が画文一致であるように絵が詩を語り、
詩がそのまま絵になっているのでした。 ~田中和雄 あとがきより抜粋
美しい出逢いが本になった一冊です。
◯童話屋発行